レア物カー
これがうわさの
トラバントだ.旧東ドイツ製.600ccぐらいの2サイクルエンジンで,ものすごい煙を吐きながらとろとろ走る.高速道でびゅんびゅん抜かれていた.ワイパーは手動式と電動式の2タイプある由.ハイビームとロービームの切替えはいちいち車外に出てヘッドライトについているスイッチでする由.燃料計はついていない.給油口にオイルレベルゲージのようなものがあり,それで残量を確かめる.12年間ユーザーだった人に聞いたところ,信頼性は高いとのこと! 思わず聞き返したら,"Because eventually nothing" だと.こわれるところがないのだ.基本的なメカはドイツ人の勤勉さで堅牢に造ってあるのだろう.たまに街角でぴっかぴかのトラバントを見かけた.窓枠のメッキもぴかぴかだし,渋い黒のシートにも艶があった.新車だ.共産政権時代にじっと我慢で待ち続け,ようやく順番が回ってきて手に入れたと思ったら世の中がひっくり返って高性能の西側の車がどどどーっと入ってきた,というとこか.哀しい,,,
トラバントの商用車タイプ.
旧チェコスロバキア製旧型シュコーダ.旧チェコスロバキアには自動車メーカーがあり,国産車を製造していた.スロバキアと分離したあとも引き続きシュコーダブランドで生産している.これは80年代中頃までのモデル.初期型ファミリアにちょっと似ているが,フロントグリルを見るとなにもないのでRRか? 高速道でもまずまずの走り.3ドアのスポーツタイプもある.1台だけオープントップも見かけたが,写真に撮り損ねた.現行モデルはこの2代後になり,ビロード革命後フォルクスワーゲンの資本が入り,外形はオリジナルだがメカはフォルクスワーゲンになった.現行モデルは日本車などと全く遜色がない.
シュコーダのさらに古いタイプ.いつ頃のモデルか不明.とてもめずらしい.
旧ユーゴスラビア製ユーゴ.FIATをベースにしている.
ユーゴのさらに古いタイプ.
ロシア製乗用車ラダ.いろいろなタイプがあった.手前のはコロナクラス,中ほど2台はカローラクラスか.不思議なことに新車は全く見かけなかった.10年おちぐらいのに乗せてもらったが,走りは悪くない.ただ,あちこち当てたりこすったりさびたりと,全くのげた履き扱いなので,ほこりっぽいは煙草くさいは(オーナーはものすごいヘビースモーカーである)うるさいは煙いはで,廃車寸前の日本車という感じだった.
手前は旧型ラダ.中ほどの赤いのはラダの3ドアタイプ.その右はお馴染みベンツ.ロシアのお金持ちもベンツがお好き?
ウラジオストックの軍港を見おろす丘の公園にて.単にうち捨ててあるというより,日本でいうところのSLを置いているといった風情.高射砲もあった.
中国チチハル郊外泰来県にて.中国でもモータリゼーションは進んでおり,自転車の群れというのはあまり見かけなかった.バイクもむしろ少数派で,都会ではほとんど4輪.メジャーなのはノックダウン生産のダイハツシャレード.しかしちょっと郊外へ行くと,このようにろばが現役.馬車よりも圧倒的にろば車が多い.ろばは耳が大きく目が切れ長で馬よりずっとかわいい.
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