経路運賃営業キロ計算アプリfarert.exe
チュートリアル
概要
はじめに発駅を決め，次いで経由地を順に「着駅」として指定していくとその経路の営業キロ数，乗車券運賃などが表示される．
インストール先について
readme.txtには「任意のフォルダへ配置」とあるが，ユーザーが管理権限なしに読み書きできるところをお勧めする．"C:\Program Files\"などに置くと，動くには動くが結果や履歴の保存ができない．
初めて起動すると断り書きが表示される．
OKでアプリスタート．「今後、このメッセージを表示しない」にチェックを入れると，アプリを置いたフォルダに"farert.ini"というファイルが追加され，その旨書き込まれる．
発駅，着駅，経由駅などを入力フィールドっぽいところに直接入力することはできない．[…]ボタンをクリック．
「発駅指定」フィールドに駅名を入力．
[>>]ボタンをクリック．フルネームを入力してもよいが1文字だけでも右側の[>>]ボタンはアクティブになる．
前方一致で候補駅が検索されて出てくる．この例では「仙台」の「仙」だけを入力．前方一致なので，たとえば「京」と入れても東京は出ない．路線や都道府県から絞込むこともできるが手間がかかるのでお勧めしない．
リストにある「仙台」を選んで[選択]ボタンをクリックすると路線データなど詳細が表示される．
それでよければもう1回[選択]をクリック．[閉じる]＝キャンセル．
目的地または経由駅入力には[最短]ボタンをクリック．または右の「路線選択」枠内の路線を選んで絞り込むこともできる．
「着駅指定」フィールドに駅名を入力または路線や都道府県で絞込み．
発駅と同様に選んで[選択]を2回クリックすると新幹線利用の有無を聞かれる．
必要に応じて「新幹線を使う」にチェックして[OK]をクリックする．
発駅から着駅までの営業キロ，乗車券運賃などが表示される．
[最短]ボタンまたは「路線選択」により次々に「着駅」を入力していくと複雑な経路を指定して運賃計算などをさせることができる．[最短]ボタンで次の着駅を指定する方法はここまでのやり方と同じ．右の「路線選択」枠内の路線を選んで中央[＋]ボタンを押すと右枠が「乗換駅選択」になり，主要駅（[分岐駅]または[終着駅]ボタンを選んでクリック）が表示されるので，選んで[＋]ボタンで着駅を決めることもできる．[終着駅]ではその路線の終着駅でなく，その路線のすべての駅が候補として表示される．
「経路」の下にある[保持]ボタンをクリックすると，アプリを置いたフォルダに"route.txt"というファイルとして出力される（アペンド）．「結果」の下の[保持]ボタンでは"result.txt"として出力（アペンド）．それぞれ[開く]ボタンをクリックするとユーザー指定のテキストエディタ（デフォルトは"メモ帳"）で出力結果を開いて表示する．
高度な使い方
スタート画面で「経路」の下にある[指定]からマニュアル入力して一括検索させることもできる．そのフォーマットは"駅,路線,駅,路線,駅"...（省略不可）．"route.txt"を表示させて行をコピペすれば以前検索した経路を入力できる．ただしたとえば，"仙台,仙山線,山形"と入力すると，自動的に"仙台,仙山線,羽前千歳,奥羽線,山形"と認識してくれるが，"仙台,常磐線,相馬"ではエラーになる．仙石東北ライン沿線はもっと複雑で，"仙台,仙石東北ライン,高城町"や"仙台,東北線,高城町"や"仙台,東北線,松島,仙石線,高城町"ではいずれもエラーが出る．"仙台,東北線,松島,仙石東北ライン,高城町"が正解．松島なんか停まらないけど書類上松島を経由したことになっているため．"池袋,赤羽線,赤羽"もエラーになる．"池袋,埼京線,赤羽"と入れる．湘南新宿ラインはうんと複雑で，..."横浜,東海道線,鶴見,東海道線(西大井経由),品川,山手線,田端,東北線,"... と入力する．鶴見も品川も田端なんかも通りもしないのに．横浜から新子安→西大井→大崎→駒込→上中里じゃなかったのか．こういう複雑な経路には[最短]機能の利用をお勧めする．
* くりこま高原（東北新幹線）→古川（陸羽東線）→小牛田（東北線/東北新幹線/山手線）→秋葉原（総武線）→市川の運賃をジョルダンで計算させると
くりこま高原→古川→小牛田→古川→東京→秋葉原→市川
または
くりこま高原→古川→小牛田→仙台（バス）→大手町（地下鉄）→お茶の水→市川
の経路しか出ない．経由駅で停車にチェックを入れても同様．
くりこま高原（東北新幹線）→古川（陸羽東線）→小牛田（東北線）→仙台の運賃を駅探で計算させると
くりこま高原→仙台→小牛田→仙台
または
くりこま高原→古川→小牛田→古川→仙台
の経路しか出ない．
ヽ（`Д´）ﾉ
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