関西を中心に,そして淡水魚を中心にした研究会「魚類自然史研究会」の参加者に配布される会報「ボテジャコ」には,研究論文ではなく,魚類の自然史に興味がある方ならどなたでも気軽に読むことのできる,研究活動の紹介記事などが掲載されています.(一社)水生生物保全協会から一般にも販売されています.このほか,東京都足立区にあるプラゼール水生生物研究所,千代田区にある昆虫文献 六本脚と,大阪府堺市にある雑魚寝館でも販売されています.これらの店舗では実物を手にとってご覧いただけます.またこれらの店舗では,本家で品切れになっている号の在庫があるかもしれません.最新号(28号)は1冊1200円(2024年3月9日発刊).
表紙写真:「イタセンパラ 雄の闘争(氷見市)」
撮影 秦 康之
藤岡 康弘:
ビワマス産卵そ上親魚のジャンプ力
堀江 真子:
観賞魚メダカの放流問題に翻弄された私の2年間
鳥居 亮一:
愛知県西三河の地もの探索 〜 三河一色さかな村 〜
古本 哲史:
タイ修学旅行の下見で出会った魚たち
斉藤 憲治:
死にかけたおかげで論文が書けた話
学術誌紹介:
淡海生物研究会 発行 淡海生物
川口 晃志郎:
馬魚はどこから来たのか、馬魚は何者か、馬魚はどこに
いるのか
北尾 圭梧:
『鴨川の魚図鑑』編集後記
根來 央:
追悼 丹羽信彰先生と魚類自然史研究会
第76回 魚類自然史研究会講演要旨
第77回 魚類自然史研究会講演要旨
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また,バックナンバーを含めた詳細と投稿要領については以下のページまで.
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https://fish-water.jpn.org/toukou.html
「立ち読み」用に,私がこれまで書いた記事をいくつか置いておきます.
アメリカザリガニとニホンウナギ(26号)
「ボテジャコ」流つづりかたおぼえがき(23号)
水辺のトマソン:水面上にだけ玉石の埋め込まれた護岸(22号)
フィールドのいまとむかし:岡山県吉井川水系倉安川と角山用水(21号)
水辺のトマソン:水面上にだけ設置された魚巣ブロック(20号)