野山で見かけたいきもの

1.カンアオイ
2.フキノトウ
3.フクジュソウ
4.スナヤツメ
5.キクザキイチゲ
6.キクザキイチゲ(青)
7.リュウキンカ
8.カントウタンポポ
9.オクウスギタンポポ
10.ニリンソウ
11.アサリ
12.カタクリ
13.タムシバ
14.ウラシマソウ
15.シドケ
16.ボウナ
17.ある日の収穫
18.サクラソウ
19.イチリンソウ
20.エンレイソウ
21.ヤマトシジミ
22.ヒトリシズカ
23.キバナイカリソウ
24.ワサビ
25.ヤブレガサ
26. シラネアオイ
27.キンラン
28.ギンラン
29.ヒメシャガ
30.ギンリョウソウ
31.オオヤマオダマキ
32.オグラコウホネ
33.ニッコウキスゲ
34.ホタルブクロ
35.アユ
36.ミズゴケとモウセンゴケ
37.エゾゼミ
38.キアゲハ(無尾型)
39.リュウキュウアユ
40.ジュンサイ
41.ミズワラビ
42.オモダカ
43.アマチャヅル
44.ハマカンゾウ
45.ヒガンバナ
46.ツリフネソウ
47.キブネギク
48.アケビ
49.ゼニタナゴ
50.メダカ
51.ユズ
52.コジュケイ




リュウキュウアユ
10月16日 鹿児島県奄美市

リュウキュウアユ
背びれの黄色みが強いのが印象的.縄張り性は弱いと言われるが,結構縄張り争いを
していた.10月というのに大きなものでも15cmほど.



ジュンサイ
10月18日 兵庫県三田市

ジュンサイ
小さなため池にて.底一面にはシャジクモの仲間がはえている.左奥のほうにはヒツジ
グサが花をつけている.摘みごろは夏ごろからで,ヌルを取らないように,はさみを使っ
て摘み採る.指で摘むとヌルが取れてしまう.生のジュンサイにはかすかだがさわやか
な香りがあり,一度経験するとびん詰めなど二度と食べる気がしなくなる.



ミズワラビ
9月26日 横浜市栄区

ミズワラビ
水田にて.熱帯魚など観賞魚の水槽に植えるウォータースプライトと同種かごく近い種.
1970年代まではきわめて珍しい水草だった.1980年頃に岡山県で見つけたときは感
動したものだ.この岡山県産のものは容易に多年生化して,何年も水槽で育てることが
できた.最近では暖地ではときどき見かけるようになった.農薬の使い方が変わったせ
いか.
ここ横浜では9月の初めごろから目につくようになる.平たい栄養葉と細長い胞子葉が
見える.胞子葉が出た段階ではその方向にスイッチが入っているらしく,胞子葉しか出
なくなっていずれ枯れてしまう.温度や日長を変えたりジベレリンを作用させてみたりし
たが,多年生にはならなかった.植物体が枯れたあとの泥をそのまま置いても,次の年
に発芽することもなかった.京都,滋賀,岐阜県産のものも同様にだめだった.
以前よりよく見かけるようになったとはいえ,首都圏ではとても珍しい.しかしここの自生
地は道路用地にかかっているらしい.いつまで生き残るかわからない.

建設中



オモダカ
9月26日 横浜市栄区

オモダカ
クワイの原種という.先のミズワラビと同じ田んぼに生えていた.水田のような浅い水辺
や湿地に生えるが,中国では深いところに生えて浮き葉を出す種類をみたことがある.



アマチャヅル
11月3日 神奈川県鎌倉市

アマチャヅル
ヤブカラシに似ているが,小ぶりで,葉に毛がはえているのでてかてかした感じがしない.
またヤブカラシほどには広がらずに遠慮がちにはえている.ほのかに甘みがある.一時
健康茶としてもてはやされたが最近は下火である.それはもっともなことで,とにかくまず
いのである.



ハマカンゾウ
9月14日 神奈川県横須賀市

ハマカンゾウ
海岸のがけの上にて.つぼみは食べられる.中華材料の金針菜とほぼ同じもの.生のつぼみを
さっと湯通ししてマヨネーズをつけて食べる.ホワイトアスパラのようなうまみがある.



ヒガンバナ
10月1日 神奈川県横須賀市

白花ヒガンバナ
珍しい白花のヒガンバナ.普通の赤花に混じってはえている.

黄花ヒガンバナ
さらに珍しい黄花のヒガンバナ.初めて見た.



ツリフネソウ
9月23日 宮城県大和町

ツリフネソウ
腰ぐらいの高さと,割とボリュームのある株につく,ラッパのような形の赤紫の花.花の
後ろのほうはとがってくるくるっと巻いている.株自体は割と大きいのに毎年種から
育つ1年草.国外にも似たような花がある

9月23日 宮城県松島町

キツリフネ
黄花の種類もある.キツリフネ.



キブネギク
10月21日 仙台市青葉区

キブネギク"
秋に咲くアネモネの仲間.



アケビ
10月7日 宮城県鳴瀬町,10月27日 神奈川県横須賀市

アケビ
たくさんあるのに高いところに多いので,たいてい採りにくいが,崖に沿ってはえていると
ころでは崖を登れば届くことがある.この時にはつるを引きずり倒してしまったので,次の
年に半減してしまった.続けて採りたければつるをていねいに扱わなければ.

11月7日 宮城県鳴瀬町

アケビ
手前の小さいのはヤマブシタケ.



ゼニタナゴ
10月31日 宮城県鹿島台町

ゼニタナゴ
東北でもほんの数ヶ所しか生息地はない.これは鹿島台町の桂沢ため池のもので,町が
シナイモツゴ生息地調査をした折りに採集されたもの.シナイモツゴは大量に採集された
がゼニタナゴはほんの数匹だけだった.



メダカ
11月7日 宮城県東松島市

メダカ
松島湾周辺のちょっとした溝などで豊富にみられる.夏の間,水田やその周囲で繁殖し,
稲刈りの前に水を落とすと周囲の水路におりてきて「濃縮」する.狭いところに密集して
いるので撮影も楽.冬の間,狭くて浅い水域に閉じ込められているうちに,弱ったり外敵
に食べられたりして数がうんと減り,次の夏にまた増えるというサイクルを繰り返す.



ユズ
11月21日 塩釜市

ユズ
水研敷地内.かなり以前に誰かが植えたもの.はじめはほんの苗木だったが,いつの間
にか育って実をたくさんつけるようになった.



コジュケイ
12月31日 鎌倉市

コジュケイ
キジかなにかのヒナかと思ったが親が見当たらない.見当たらないのは当然で,これで
親である.あまり人を怖がらない.


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